糖尿病内科

糖尿病とは

3月 30, 2016

糖尿病とは

糖尿病内科

糖尿病内科

糖尿病とは、生活習慣病を代表する疾患です。生活習慣病とは食生活や運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣が起因として進行する疾患群で、糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、痛風などさまざまな病気を含みます。

また、この生活習慣病と肥満が重なると動脈硬化を引き起こし、がん、脳血管疾患、心臓病など命に係わる病気の原因となってしまいます。治療については生活習慣(ライフスタイル)を変える事から始めますが、食事の取り方、内容、水分の取り方、運動の種類や量、嗜好品(たばこやお酒)、睡眠時間、ストレス管理に至るまで、幅広く考えていく事で効果的に進める事が出来ます。しもやま内科では、生活習慣の見直しやアドバイス(食事療法や栄養指導)をはじめ個々の患者さまにとって適切な診断と治療、管理を行います。

高血圧症

血圧は、心臓から送り出された血液が、血管を通るときに血液壁にかかる圧力です。心臓が収縮して、血液を押し出した瞬間が最高血圧、収縮後に拡張したときが最低血圧で、高血圧は、血管に強い圧力がかかっている状態です。

その結果、血管を障害していくので次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。高血圧は特有な自覚症状がないため深刻な状態に陥るまで気づかないことが多く、心臓病や脳卒中などの原因となるため注意が必要です。

高コレステロール血症(高脂血症)

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。これら余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くして動脈硬化を引き起こします。コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。高脂血症の主な原因は食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足が考えられます。内臓脂肪、例として脂肪肝(肝機能障害)を引き起こします。

糖尿病

糖尿病とはインスリンの分泌や働きが低下することで、血液中のブドウ糖(血糖)が増え、高血糖の状態が続く病気です。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしていますが、このインスリンの量が不足したり、働きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまいます。進行すると体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、喉がかわいたり、多尿、頻尿、倦怠感、体重減少、できものができる、傷が治りにくいなどの症状が現れます。また、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害などの合併症にも注意が必要です。

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