循環器内科

循環器病の患者団体が医療体制充実の法律を要望した

5月 12, 2016

循環器病の患者団体が医療体制充実の法律を要望した

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脳卒中など循環器病の患者などで作る団体があるのですが、彼らは与野党の国会議員と面会しました。どういうことかというと、予防や啓発などの対策・医療体制を充実させるための基本法の成立を、それも早期成立を要望したのです。
脳卒中や心臓病など血液の流れの異常が原因で起こる循環器病の患者や学術関係者などで作る団体が5月11日に国会を訪問して要望を行いました。

団体側が要望したのは以下の通り。

「循環器病が原因で死亡する人の数は、がんに匹敵するにもかかわらず、対策が遅れている。」
「予防や啓発などの対策や医療体制を充実させるための基本法を早期に成立させるよう求める。」

これに対し、出席した国会議員からは「すべての地域で医療体制を整備するため、早く基本法を成立させなければならない」といった意見が相次いだ一方、「内閣法制局の法案審査の手続きに時間がかかるので、今の国会での成立は厳しい」という指摘も出されたようです。ごもっともな意見です。もちろん、そういった循環器内科関連の基本法の制定がなされれば、歓迎できます。

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