糖尿病内科

研修を通して学んだこと、所属部署で改善できたこと

2月 27, 2018

糖尿病研修を通して学んだこと、所属部署で改善できたこと

循環器内科

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糖尿病研修を通して学んだことは、糖尿病の学習は日々の意識付けと積み重ねがとても大事だということです。糖尿病は突然起きるため、医師は突然の状況でも迅速に対応できるようにしなければなりません。しかし、日常生活の業務の中では糖尿病を常に意識している事はとても難しいものです。そのため、意識してに勉強会を開催するなどして糖尿病診療を考えるきっかけ作りがとても大事だと感じています。そして、日々の学習や業務の中で実践力を高める必要があります。実際に研修を行う前はスタート式トリアージを知らないスタッフも多かったものの、モーニングレクチャーを行なうことでスタート式トリアージの認識が高まりました。また、インスリンの種類に対しても初めの頃はほとんどのスタッフが回答をできていなかったものの、今ではほとんどのスタッフが回答できるようになりました。そうすることで、日々の業務でも実際に正しいインスリンの使い方が出来ていれば糖尿病診療に不可欠な行為を身に付けることとなります。しかし、これらは毎日モーニングレクチャーを行った結果であるため、これからも糖尿病診療を意識し学習できる環境作りが大事だと感じました。今回、学んだ事を忘れないうちに学習を積み重ね、スタッフ一人一人の経験として糖尿病診療に活かせるような働きかけをしていきたい。所属部署で改善できたことは診療技術の中でこれができるようになったという実感があり、スタッフ一人一人が糖尿病に対して考えるようになったことが良かったところです。糖尿病マニュアルがどこにあるのかも分からなかったスタッフが糖尿病マニュアルを自らみるようになり、またインスリンや血糖測定器が分からなかったスタッフが「こんな時は、どう指導すればよいのか」など他のスタッフと話すようになり今までなかった行動や言動が見られるようになりました。糖尿病に対する意識を維持向上できるように今後も糖尿病診療に対し行動を起こしていきたいと考えています。研修の中で机上シミュレーション後のアンケート結果が「有時にリーダーシップを発揮できますか」の問いに90%の人がいいえと回答しました。今後は、有時にリーダーシップを発揮できるような勉強会やシミュレーションを実施し、スタッフのリーダーシップへの意識を改善していきたいと感じました。また、実際に糖尿病へのイメージをスタッフがどのように感じているのか今まで聞いたことがなかったので確認していきながら行いたいと感じました。イメージが出来るような学習を考える必要がります。今後も糖尿病診療に対して気持ちや学習レベルなどを分析し今回、研修で学んだ事を今後の診療へ生かしていきたいと考えています。

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