船橋の心臓病患者さんには、心臓病食。高血圧食を主体とした食事療法を徹底していただきたいと思っています。

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船橋呼吸器内科

抗原回避に苦慮した過敏性肺炎の一例

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抗原回避に苦慮した過敏性肺炎の一例

83歳男性。平成28年8月11日頃から発熱と咳嗽が出現し、8月19日当院呼吸器内科を受診。肺炎疑いにて治療を開始したが発熱が持続し入院となった。抗菌薬点滴を開始したところ速やかに解熱し退院となったが、退院翌日より39度台の発熱が出現、再入院となった。経過から夏型過敏性肺炎の可能性を考慮し、気管支鏡検査を施行したところリンパ球主体の胞隔炎、肺胞腔内器質化を認め急性過敏性肺炎に合致した病理所見を得た。採血検査にてT.asahii抗体陽性、環境曝露による臨床像の再現が確認されたことから、臨床像、発症環境と併せて夏型過敏性肺炎の診断に至った。家族および業者による清掃と、空調設備の交換を行ったが、帰宅試験は2回とも陽性となり自宅退院は困難と判断、転居を余儀なくされた。転居先にて再度帰宅試験を施行したところ陰性を確認、退院となった。

過敏性肺炎

過敏性肺炎は抗原の反復吸入に伴うⅢ型およびⅣ型アレルギーにより発症するアレルギー性肺炎の総称である。本邦ではそのうち70%を夏型過敏性肺炎が占めるとされる。治療の基本は抗原回避であり、患者の生活環境から原因抗原を除去することが重要である。本例では患者が高齢で帰宅への強い希望があったことから、抗原除去に努めたが十分な効果を得られず転居を余儀なくされた。環境調査の上で、自宅を改築し症状の再燃を防げたとする報告もあることから、今後の経過によっては積極的な環境改善も検討されうる。
今回、抗原回避に苦慮した過敏性肺炎の一例を経験したので、文献的考察を加えて報告する。

過敏性肺炎は抗原を繰り返し吸入することで起こるⅢ型およびⅣ型アレルギーの総称でありそのうち70%を夏型過敏性肺炎が占めるとされる。ご高齢の患者様であり自宅退院希望が強かったため、抗原除去を繰り返し帰宅試験を行ったが効果はえられず、結局は転居を余儀なくされた。今後は季節の移り変わりによる環境変化、自宅を含む周囲の環境変化によって抗原が除去される可能性もあると考えられる。
今回、抗原回避に苦慮した一例を経験したので、文献的考察を加えて報告する。

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